交通事故
2015年01月28日
少し更新に間があきました。約6日ぶりの更新です。
その間四国(松山~高松)への出張などとても忙しくさせて頂いてました。

(愛媛県松山市~道後温泉本館~)

(愛媛県今治市~今治タオル本店~)

(うどん県香川~さぬきうどん上原屋本店~)
本日以降順を追って更新していこうと思っておりますが、まずはその前にあわよくば出鼻をくじかれそうになった出来事を思い切って書いてみようと思います。皆様くれぐれも真似をしないように....と言うか、いい戒めにしてもらえれば嬉しいです。
時は1月25日日曜日、早朝僕は東栄町にいました。東栄グリーンハウス及びスターフォーレスト御園の利用客に朝食を提供するためです。午前8時半ごろひと段落終えた僕は、四国へ向かう10時37分浜松発のひかりに乗るために少し気が急いていました。十分間に合う時間ではありましたが、やっぱり気の持ちようがいつもとは違ったんだと思います。
車に飛び乗り快調に山道を走っていました、そこにアイスバーンというとんでもない罠が潜んでいることを考えもせずに。
東栄町から新城市へ抜ける頃でしょうか?突然車は制御不能に...一瞬のことでしたが僕の身に何が起こってるのかは十分に理解できました。案外冷静だったように思います。
一遍滑り出すといくらスタッドレスタイヤを履いてる車でも、完全にコントロールする力を失います。多分スピンに近い状況だったのでは?と思います。しっかり目を見開いていてもフロントガラス越しに見える景色がどうなってるか全く分からず、そして気が付いた時には目の前に石壁とガードレールが飛び込んできました。

結構スローモーションでしたね、完全に開き直って身構えたように思います。ガッシャーンとぶつかってエアバックが開く瞬間も見てました。

でもその後の2~3秒ぐらいがどうしても思い出せません。気が付いたら車は運転席を底にして横倒しになっていました。
それと同時に煙が燻っているような臭いがし、僕は「やば!火が付くっ!」と咄嗟にシートベルトを外し、横倒しになっている車内で立ち上がり、助手席側のドアを勢いよく開け、車の外へ飛び出しました。
結局あの燻ったような臭いは何が原因なのかよく分からずじまいになりましたが、僕的にはエアバックが開くときに出た臭いと思っています。車両火災は起きませんでした。
軽のワンボックスが簡単に横倒しになることも学習できました。

でもやっぱりエアバックの衝撃は凄いですね。よく「鎖骨が折れた、あばらが折れた」とか、「赤ちゃんが亡くなった」とか聞きますが、それも頷けます。なんせ凄い力で前に押し出される人間を受け止めて座席に押さえつけるわけですから、エアバックの膨らむ力だって超強力です。僕の場合骨まではいってないと思いますが、事故から4日経った今でも深呼吸したりせきしたり笑ったりすると胸が痛いです。
それとこんなこと是非皆さん経験はして欲しくないですが、『火事場の馬鹿力』ってホント凄いですね。
「火が付く」と思って咄嗟にあけた助手席側のドアをしばらく経ってある程度冷静になってから今度は「荷物を取り出さなきゃ」と思って開けようと思ってもひずんでしまっていて全くあきません。後部座席のスライドドアもです。しょうがないから唯一あいた後ろのドアから荷物を取り出しました。

(写真の上にちょっと写ってるのは、うちのスタッフようこさん。僕であかないんだからようこさんがやったってあくわけありません(笑)。でもようこさん心配かけて悪かったね。反省してます...)
でも不幸中の幸いだったのは、痛いところは多少はあるけども、それでも僕自身無事でいれたこと。そして何よりも、対向車や人を巻き込むことなく単独の物損事故で片付いたことです。対向車や歩行者が近くにいたらと思うとゾッとします、なんせ制御不能で避けることなんて絶対できなかったですから。

でもこんなことやっちゃって誉められた話ではないですが、それでもホント東栄町の皆さんの温かさに改めてふれることができ、素直に嬉しかったですね。
車で通りかかるたくさんの人達が、決して野次馬ではなく、僕のこと気遣ってくれます。
「大丈夫ですか?」
「痛いとこないですか?」
「救急車呼びましょうか?」
「僕は消防士です、何でも言って下さい、力になります」
「近くにいると(2次災害が)危ないですから離れて下さい」などなど.......
実際に警察に電話してくれたのも知らない方でしたし、コーンを持ってきて、車のまわりに立ててくれたのも知らない方でした。
どこから聞いたのか、何人かの東栄町の知り合いがリアルタイムで僕の携帯にも連絡くれました、「どうしたの?何してるの?大丈夫なの?」

(東栄町の皆様、ホントありがとうございます)
決してふざけてるわけではありません、そんな皆様に「僕はいたって普通です!」と伝えるためにこんな写真撮って、画像を送信しました。

(かなりやせ我慢です...苦笑)
僕ひとりならやめてたと思いますが、他社の知り合いも巻き込んでの四国への出張。外すわけにはいきません。この後、とりあえず近くの修理工場さんに車をレッカー、預かってもらって、何食わぬ顔で四国へ向かいました。
四国編は明日以降随時アップしますが、皆様くれぐれも僕のようにならないようにしてもらいたいと思い書いてみました。
もう一度言います、「一度滑り出したらスタッドレスは何の役にも立ちません。アイスバーンは制御不能です」。

(このキーが僕の身代わりになってくれたんだと思います。大事に保管します)
その間四国(松山~高松)への出張などとても忙しくさせて頂いてました。
(愛媛県松山市~道後温泉本館~)
(愛媛県今治市~今治タオル本店~)
(うどん県香川~さぬきうどん上原屋本店~)
本日以降順を追って更新していこうと思っておりますが、まずはその前にあわよくば出鼻をくじかれそうになった出来事を思い切って書いてみようと思います。皆様くれぐれも真似をしないように....と言うか、いい戒めにしてもらえれば嬉しいです。
時は1月25日日曜日、早朝僕は東栄町にいました。東栄グリーンハウス及びスターフォーレスト御園の利用客に朝食を提供するためです。午前8時半ごろひと段落終えた僕は、四国へ向かう10時37分浜松発のひかりに乗るために少し気が急いていました。十分間に合う時間ではありましたが、やっぱり気の持ちようがいつもとは違ったんだと思います。
車に飛び乗り快調に山道を走っていました、そこにアイスバーンというとんでもない罠が潜んでいることを考えもせずに。
東栄町から新城市へ抜ける頃でしょうか?突然車は制御不能に...一瞬のことでしたが僕の身に何が起こってるのかは十分に理解できました。案外冷静だったように思います。
一遍滑り出すといくらスタッドレスタイヤを履いてる車でも、完全にコントロールする力を失います。多分スピンに近い状況だったのでは?と思います。しっかり目を見開いていてもフロントガラス越しに見える景色がどうなってるか全く分からず、そして気が付いた時には目の前に石壁とガードレールが飛び込んできました。
結構スローモーションでしたね、完全に開き直って身構えたように思います。ガッシャーンとぶつかってエアバックが開く瞬間も見てました。
でもその後の2~3秒ぐらいがどうしても思い出せません。気が付いたら車は運転席を底にして横倒しになっていました。
それと同時に煙が燻っているような臭いがし、僕は「やば!火が付くっ!」と咄嗟にシートベルトを外し、横倒しになっている車内で立ち上がり、助手席側のドアを勢いよく開け、車の外へ飛び出しました。
結局あの燻ったような臭いは何が原因なのかよく分からずじまいになりましたが、僕的にはエアバックが開くときに出た臭いと思っています。車両火災は起きませんでした。
軽のワンボックスが簡単に横倒しになることも学習できました。
でもやっぱりエアバックの衝撃は凄いですね。よく「鎖骨が折れた、あばらが折れた」とか、「赤ちゃんが亡くなった」とか聞きますが、それも頷けます。なんせ凄い力で前に押し出される人間を受け止めて座席に押さえつけるわけですから、エアバックの膨らむ力だって超強力です。僕の場合骨まではいってないと思いますが、事故から4日経った今でも深呼吸したりせきしたり笑ったりすると胸が痛いです。
それとこんなこと是非皆さん経験はして欲しくないですが、『火事場の馬鹿力』ってホント凄いですね。
「火が付く」と思って咄嗟にあけた助手席側のドアをしばらく経ってある程度冷静になってから今度は「荷物を取り出さなきゃ」と思って開けようと思ってもひずんでしまっていて全くあきません。後部座席のスライドドアもです。しょうがないから唯一あいた後ろのドアから荷物を取り出しました。
(写真の上にちょっと写ってるのは、うちのスタッフようこさん。僕であかないんだからようこさんがやったってあくわけありません(笑)。でもようこさん心配かけて悪かったね。反省してます...)
でも不幸中の幸いだったのは、痛いところは多少はあるけども、それでも僕自身無事でいれたこと。そして何よりも、対向車や人を巻き込むことなく単独の物損事故で片付いたことです。対向車や歩行者が近くにいたらと思うとゾッとします、なんせ制御不能で避けることなんて絶対できなかったですから。
でもこんなことやっちゃって誉められた話ではないですが、それでもホント東栄町の皆さんの温かさに改めてふれることができ、素直に嬉しかったですね。
車で通りかかるたくさんの人達が、決して野次馬ではなく、僕のこと気遣ってくれます。
「大丈夫ですか?」
「痛いとこないですか?」
「救急車呼びましょうか?」
「僕は消防士です、何でも言って下さい、力になります」
「近くにいると(2次災害が)危ないですから離れて下さい」などなど.......
実際に警察に電話してくれたのも知らない方でしたし、コーンを持ってきて、車のまわりに立ててくれたのも知らない方でした。
どこから聞いたのか、何人かの東栄町の知り合いがリアルタイムで僕の携帯にも連絡くれました、「どうしたの?何してるの?大丈夫なの?」
(東栄町の皆様、ホントありがとうございます)
決してふざけてるわけではありません、そんな皆様に「僕はいたって普通です!」と伝えるためにこんな写真撮って、画像を送信しました。
(かなりやせ我慢です...苦笑)
僕ひとりならやめてたと思いますが、他社の知り合いも巻き込んでの四国への出張。外すわけにはいきません。この後、とりあえず近くの修理工場さんに車をレッカー、預かってもらって、何食わぬ顔で四国へ向かいました。
四国編は明日以降随時アップしますが、皆様くれぐれも僕のようにならないようにしてもらいたいと思い書いてみました。
もう一度言います、「一度滑り出したらスタッドレスは何の役にも立ちません。アイスバーンは制御不能です」。
(このキーが僕の身代わりになってくれたんだと思います。大事に保管します)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
「経営者」なんだから、本当に気をつけないとねー。
「アイスバーン」、ホンマ怖いよ。
「運転」気を付けないといけないよね。
おつかれさま~~
とりあえず書いといた。
明日よろしく頼むね!