挑戦するということ

今月で弊社が三重県においての事業を開始して丸2年が経ちました。亀山トラックステーションのことですね。
2日前に愛知県から弾丸ツアーで亀山TSに立ち寄りました。その時に2年前を思い出して少し感じたことを今日は書いてみようと思います。

挑戦するということ
(亀山トラックステーション)

弊社が行っている事業はもちろん全部愛着はあるけども、三重県は僕にとってちょっと特別なものがあります。浜松の一ローカルな中小(零細?)企業が初めて県外へ出て行った記念すべき場所だから。

最初亀山TSの話を頂いたときの自分の心の中の状態はこんな感じです。「期待120%、不安や恐れ1000%」
うちみたいな会社が県外に飛び出せる喜びと興奮、でも右も左も分からない土地で失敗した時にまわりの人たちに与える失望やうちの既存スタッフ、そして会社に与えるダメージ。

こんな弱い自分は当時絶対誰にも見せませんでしたが、亀山TSの出入り口についている標識見るだけでも「こんなとこまで来てもうた...」と、よくも悪くも身震いしてました。

挑戦するということ
(この標識がそうです)


でも僕もやっぱり男なんですね。目の前に壁が出てくるとその壁から逃げるのではなく乗り超えてみたくなる、男なら誰でも持ってる習性だと思います。最終的に「亀山行く!」と決断したわけですが、今から思えば僕の中で何か目に見えない大きな殻を破った瞬間だったと思います。

浜松のスタッフにはかまってあげれず申し訳けないと思いながらも、そこから僕は三重での事業を軌道に乗せるのに必死でした。大きな図体してる亀山TSはなかなか一筋縄ではいきません。正直夜寝るときが結構辛かったですね、いろんなこと考えてしまうから。でもしばらくして、四日市市少年自然の家からも声をかけて頂いて、三重県での事業がそれなりのボリュームになることを悟ったとき「あぁ、オレの決断は間違ってなかった...」と、嬉しいというよりはとりあえず責任を果たせる安堵感でいっぱいでした。

挑戦するということ
(四日市市少年自然の家。ここは僕のハートをも救ってくれました)


当時三重県へ進出する前、ホントにたくさんの方たちが応援してくれました。でも当然といえば当然なんでしょうけど、僕が「三重県行く!」と決めたことに対して反対する周りの人たちがたくさんいたのも事実です。「浜松離れて絶対に成功なんかしない」「無謀な挑戦はやめとけやめとけ」「自分や会社の身の丈を知ったほうがいいんじゃないか?」

僕ね、最初こう思ったんですよ。
「こいつら好きなこと言いやがって、見とけよ、絶対に見返したる!ほんでドヤ顔したんねん!!」
でもこうして2年経って今こんな気持ちには微塵もならないですね。周りのやらない人たちは面白ろおかしく何でも言えます。これからも僕の一挙手一投足を批判評論する人がいるでしょう。でもそんなことに心を動かされることはもうありません。僕は僕の、うちの会社はうちの会社の道を信念を持って進むだけでいいんです。それだけでいいことに気づいてしまったんです。

挑戦するということ
(毎日毎日昼も夜もドライバーさんが僕たちを支えてくれています)


三重県に出てきて、お客様や取引先、もちろん現地の多くの弊社スタッフにも助けられてこうして形をなしているわけですが、「オレたちはどこでもやっていけるんだ!」とそう確信し、その後の静岡県袋井市、兵庫県加古川市、愛知県東栄町、滋賀県彦根市へとつながっていくわけです。


もちろんこれからも長く続けて行く中でスクラップ&ビルドがないとは言えません。いや、恐らくあるでしょう、現に悔しい思いをしながら三ケ日の仕事がなくなってしまったように...。
軌道修正は必ずあります。でも挑戦するから軌道修正です。挑戦がなければ軌道修正もありません。


挑戦するということ...これこそ人が生きて行く上での根幹の部分と感じます。僕たちはまぐろと一緒、泳ぐのをやめるとそこには死が待っているだけです。

世の中いろんな人がいて挑戦したくてもいろんな事情で挑戦できず、あきらめてしまう人もいるでしょう。それはそれでしょうがない、全ては委ねられています。でも少なくとも僕はこうして生きてる限りは常にチャレンジャーでいたいですね。


長くなってしまいましたが、三重県での事業が丸2年を迎えてこんなこと考えていました。

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この記事へのコメント
いつも本当に素晴らしいよね。

周りの人たちはわからないからね。

最後は自分の信念しかないよね。

信念の経営、信頼の経営、学ばせていただきます。
Posted by トッティトッティ at 2014年11月05日 09:40
サノケンさま

ありがとう。でもオレから学ぶものは何もないよ。(笑)
高校時代のあの時のままの自分なのです。(爆)
Posted by TSKサービス OhishiTSKサービス Ohishi at 2014年11月06日 18:53
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