秀岳館はそんなに悪者なのか?
2016年08月21日
これ書くと相当叩かれそうですね。それでも少し書いてみたい気分になりました。
僕は世間でも大多数のアンチ秀岳館の方たちとはちょっと考え方が異なります。
秀岳館と言えば、本日まで行われていた高校野球(甲子園)で論議を巻き起こしている熊本代表の高校です。
就任3年目の元NHK高校野球解説者鍛冶舎監督が「3年で日本一にする」と宣言。
日本一にはなれなかったけど、今年の春夏ともに甲子園ベスト4。立派な成績です。
でもその中身は、ベンチに入っている熊本県内出身者0。大阪の枚方ボーイズと言う硬式野球チームの選手を根こそぎ引っ張ってきて試合に出してるのは有名な話です。
もちろんここが叩かれる原因です。
昨今の甲子園常連校はどこも県外からの越境入学者が多少なりとも混ざっています。全国から集めてこないと現代の甲子園ではなかなか勝ち抜くのが難しいこととなっています。でもチームごとってのは恐らく初めてのことなんでしょう。
でも敢えて言います。「大阪第二代表」と揶揄されるチームがそんなに悪いことなのか?
もちろん僕も違和感は感じます。えげつないと思います。「そこまでして勝ちたいのか?」と思われても甘んじて受け入れるべきでしょう。
でもその批判は今、この一瞬、ピンポイントでしか物事を見ていないからできるのではないでしょうか。
鍛冶舎監督や学校が考えている真意は分かりません。
でも多分もっともっと先を見てるんでしょうねぇ。

ちょっと気になって、平成に入ってからの熊本代表の甲子園での戦績を調べてみました。
平成8年夏の甲子園準優勝と言うのが一度あるけど、それ以外はほぼ1~3回戦負け。誰が見ても特に強いイメージは湧きません。
「甲子園は出ることに意義がある」「高校球児の本分は野球ではなく云々...」などと言ってしまえば話はお終いです。
勝負ごとは当然勝負するからそこに意義があるのです。最初から負けてもいいと思って野球する球児なんて多分一人もいませんよね。
勝って嬉しくて泣いて、負けて悔しくて泣いて、そこに行き着くまでに地を這うような苦しい練習に耐えて...、それが人を成長させるんですよね!?
で、ややもすると甲子園に出場することに意義を感じるようになっているのであれば、それを打破するために今回秀岳館が残した実績はとても意味のあるものになると思うのです。
「熊本代表は出るだけじゃないぞ。甲子園でも勝つんだぞ」との強烈なメッセージを放ちました。立派だと思いますね。
そして今後、熊本から甲子園に出たいと願う球児たちは、秀岳館を倒すべく日夜努力するようになります。
秀岳館を破るチームが出てくれば、それは必然的に全国でも通用するレベルと見るべきでしょう。
また、多分熊本は越境入学される側ではなく、恐らく放出している側と考えるべきです。
将来有望な選手が熊本に残って「妥当秀岳館!」となれば、熊本にお住いの方たちもその方が結果的にいいのではないでしょうか?
まあこの話はあくまでうまく好転した場合の話ですけど、物語は全ていいストーリーをイメージしなければ目標とするゴールには到着しません。
熊本県での高校野球が活性化した暁には、秀岳館や鍛冶舎監督の行なってきたことが評価されることと思います。
最後に秀岳館への批判が子供たちだけには向かわないことを願いつつ、これで終わりです。

僕は世間でも大多数のアンチ秀岳館の方たちとはちょっと考え方が異なります。
秀岳館と言えば、本日まで行われていた高校野球(甲子園)で論議を巻き起こしている熊本代表の高校です。
就任3年目の元NHK高校野球解説者鍛冶舎監督が「3年で日本一にする」と宣言。
日本一にはなれなかったけど、今年の春夏ともに甲子園ベスト4。立派な成績です。
でもその中身は、ベンチに入っている熊本県内出身者0。大阪の枚方ボーイズと言う硬式野球チームの選手を根こそぎ引っ張ってきて試合に出してるのは有名な話です。
もちろんここが叩かれる原因です。
昨今の甲子園常連校はどこも県外からの越境入学者が多少なりとも混ざっています。全国から集めてこないと現代の甲子園ではなかなか勝ち抜くのが難しいこととなっています。でもチームごとってのは恐らく初めてのことなんでしょう。
でも敢えて言います。「大阪第二代表」と揶揄されるチームがそんなに悪いことなのか?
もちろん僕も違和感は感じます。えげつないと思います。「そこまでして勝ちたいのか?」と思われても甘んじて受け入れるべきでしょう。
でもその批判は今、この一瞬、ピンポイントでしか物事を見ていないからできるのではないでしょうか。
鍛冶舎監督や学校が考えている真意は分かりません。
でも多分もっともっと先を見てるんでしょうねぇ。

ちょっと気になって、平成に入ってからの熊本代表の甲子園での戦績を調べてみました。
平成8年夏の甲子園準優勝と言うのが一度あるけど、それ以外はほぼ1~3回戦負け。誰が見ても特に強いイメージは湧きません。
「甲子園は出ることに意義がある」「高校球児の本分は野球ではなく云々...」などと言ってしまえば話はお終いです。
勝負ごとは当然勝負するからそこに意義があるのです。最初から負けてもいいと思って野球する球児なんて多分一人もいませんよね。
勝って嬉しくて泣いて、負けて悔しくて泣いて、そこに行き着くまでに地を這うような苦しい練習に耐えて...、それが人を成長させるんですよね!?
で、ややもすると甲子園に出場することに意義を感じるようになっているのであれば、それを打破するために今回秀岳館が残した実績はとても意味のあるものになると思うのです。
「熊本代表は出るだけじゃないぞ。甲子園でも勝つんだぞ」との強烈なメッセージを放ちました。立派だと思いますね。
そして今後、熊本から甲子園に出たいと願う球児たちは、秀岳館を倒すべく日夜努力するようになります。
秀岳館を破るチームが出てくれば、それは必然的に全国でも通用するレベルと見るべきでしょう。
また、多分熊本は越境入学される側ではなく、恐らく放出している側と考えるべきです。
将来有望な選手が熊本に残って「妥当秀岳館!」となれば、熊本にお住いの方たちもその方が結果的にいいのではないでしょうか?
まあこの話はあくまでうまく好転した場合の話ですけど、物語は全ていいストーリーをイメージしなければ目標とするゴールには到着しません。
熊本県での高校野球が活性化した暁には、秀岳館や鍛冶舎監督の行なってきたことが評価されることと思います。
最後に秀岳館への批判が子供たちだけには向かわないことを願いつつ、これで終わりです。

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