浜松まつりを終えて ~凧揚げ会場編~

2016年05月07日

のっけから長文になりそうな気もするのですが、今日は少し考えていたことを書き綴っていこうと思います。
タブーにも触れてしまうかもしれませんが、そこは責任を持ちましょう。でも、それでも賛同してくれる方が多いことを願っております。

ここ浜松では年間を通じて一番の盛り上がりを見せる浜松まつりですが、今年は天候にも恵まれ盛大に行われたことをまずは感謝致します。


まず、浜松まつりは全国的にみてもTOPレベルのまつりだということを認識しなければなりません。

浜松市の「子育て情報サイトぴっぴ」でも毎年GW観光客動員数ランキングの10位以内に入り、5/3~5だけで100万人以上の動員があると紹介されています。

http://www.hamamatsu-pippi.net/sodan/faq/docs/2014031201044/


続いて今年のGW前に観光客動員数を調査した警察庁の予想ランキングです。(テーマパークは除きます)

1位 弘前さくらまつり(青森県) 210万人
1位 博多どんたく港まつり(福岡県) 210万人
3位 善光寺御開帳(長野県) 200万人
4位 ひろしまフラワーフェスティバル(広島県) 160万人
5位 みなとみらい地区(神奈川県) 105万人
5位 浜松まつり(静岡県) 105万人



これを見ればもう明らかです。
正確な数字は把握できていませんが、例えスポットのまつりと言えども、地域経済、日本経済に与える影響は計り知れません。

浜松まつりを終えて ~凧揚げ会場編~


今熊本では大変なことが起きています。熊本の惨状は僕も常に目にしています。
僕自身阪神淡路大震災時は大阪にいたので、地震がどれほど怖いものなのかは多少なりとも身を持って体験しています。


で、実は2011年の浜松まつり中止が一瞬脳裏をかすめました。
「まさか!?」とは思いましたが、心配のうちに終わってよかったです。行政の皆さんのご判断には感謝したいですね。


浜松まつりをどの観点から見るかによって、見方は随分変わってくると思います。

参加して楽しむ人。見て楽しむ人。僕(弊社)みたいに浜松まつりで収益をあげる人。
全部OKですよね。全ての人たちが大なり小なりの経済貢献をしているのです。

自粛だったり喪に服すのは日本人の奥ゆかしさ、古き良き伝統であることを理解はします。

でも、現実的には東北や熊本にもっともっと力を貸したいのであれば萎縮するのが正解ではないと僕は思うのです。
自粛したり喪に服すだけでは景気は好循環してくれません。むしろその真逆の話となります。経済が悪化すれば支援することすらできなくなるのです。

浜松まつりを終えて ~凧揚げ会場編~


凧揚げ会場本部管理棟から西へ行ったブースで熊本への募金活動をしているのを見逃しませんでした。

とてもいいことですね。

「浜松市は浜松まつりをちゃんとやる!でも、義捐金もこんなにたくさん集めることができる!」となるのが理想です。

ささやかなのかも知れませんが、うちも浜松と亀山で熊本への募金活動をしております。背伸びしなくてもいいと思いますが、各々ができる範囲で熊本に想いを馳せてあげる。そしてまつりはまつりでちゃんとやる。これで万事OKなんだと僕はそう思います。

浜松まつりを終えて ~凧揚げ会場編~


弊社は今年も例年同様本部管理棟横の売店ブースを運営致しました。
もちろん各町内陣屋へおにぎりやオードブル等も複数納品させて頂きました。

国や県や各自治体が熊本に責任を負っているのと同様僕は弊社従業員の生活に責任を負っています。
ここでの売り上げは弊社の血となり骨となります。

そして、この売り上げは会社全体にかかってくる話ですので、浜松以外の東海や関西にいる弊社スタッフも浜松まつりと全く関連がないわけではありません。
そう言った大きな観点で捉えれば、浜松まつりは東北や熊本にも繋がっていくのだと思います。決して過言ではありません。

浜松まつりを終えて ~凧揚げ会場編~


やはり予想通り長文になりましたが(苦笑)、明日はごちゃごちゃ言わずに純粋に浜松まつりの続きを書き綴ってみようと思います。







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